2019-06-11 第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
○織田政府参考人 お答えいたします。 東日本大震災におきましては、海岸防災林は、津波エネルギーの減衰、漂流物の捕捉等の役割を果たす一方で、青森県から千葉県にかけて被災をしたため、延長で約百六十四キロの海岸防災林の復旧、再生に取り組んでいるところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 東日本大震災におきましては、海岸防災林は、津波エネルギーの減衰、漂流物の捕捉等の役割を果たす一方で、青森県から千葉県にかけて被災をしたため、延長で約百六十四キロの海岸防災林の復旧、再生に取り組んでいるところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林は、水源涵養や土壌保全等の多面的機能を通じて、海の環境とも密接に関連しているというふうに認識してございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。
○織田政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘のとおり、林業の成長産業化、これを実現するためには、高性能林業機械の導入と路網の整備を進めて効率的な作業システムを構築し、木材生産コストの削減を図ることが極めて重要だというふうに認識してございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林法におきましては、保安林以外の民有林において、一ヘクタールを超える開発行為を行う場合は都道府県知事の許可を受けなければならないとされているところでございます。 そして、その対象となる開発行為につきましては、土石又は樹根の採掘、開墾その他の土地の形質を変更する行為とされているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林経営管理法では、市町村が経営管理権を設定するに当たりましては、原則、森林所有者の同意を得ることが必要でございます。このため、個人の意思に反して無理やり経営管理を行う権利を奪うことは基本的にはないということでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。
○織田政府参考人 お答えいたします。 繰り返しになりますけれども、個人の意思に反して無理やり経営管理を行う権利を奪うことは基本的にないということでございますし、また、先ほどの不同意森林の特例の場合も、しっかり、その辺が委員御指摘のようなことがないよう運用されるように、しっかり指導してまいりたいというふうに考えてございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 市町村が主体的に森林整備を進める、あるいは御指摘にありました森林経営管理法で林地の集約化を図るというためには、やはり市町村の実施体制の整備が非常に重要になるというふうに考えてございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 農林水産省におきましては、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を図るために、所有者や境界確認、こういったことを行う事業ですとか森林整備事業などを始めとする予算事業により、各般の森林・林業対策を講じているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 平成二十八年五月に閣議決定されました森林・林業基本計画におきましては、多様で健全な森林づくりを推進するということとしておりまして、その際、地域の自然条件等に応じまして、針葉樹だけではなく、針葉樹に広葉樹がまじった針広混交の森づくりなども進めることとしているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林吸収量目標の達成に向けた間伐等の森林整備等につきましては、国庫補助事業によるもののほか、地方団体ですとか森林所有者等が単独で行うものなどもございます。さまざまな事業をあわせて進めているということでございます。
○織田政府参考人 お答え申し上げます。 吸収源対策につきましては、いろんな主体がいろんな財源を使ってやるということでございまして、林野庁といたしましては、引き続き森林整備のコスト縮減などにも努めながら国の森林整備予算の確保にも当然努めますとともに、この森林環境譲与税も市町村に活用いただいて、条件不利地も含めた必要な森林整備量全体が賄えるように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 北海道胆振東部地震による山地の被害状況につきましては、林地の荒廃と治山施設の被災を合わせまして、被害箇所数百八十九カ所、被害額約四百二十九億円となっているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 被災地域におきましては、森林被害を早期に復旧し地域林業の復興を図るため、胆振東部森林再生・林業復興連絡会議というものが設置されまして、国、道、町、研究機関等が連携をして、当面の必要な対策ですとか被災森林の復旧方法等を検討していくということとしているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林法に基づく林地開発許可制度につきましては、保安林以外の民有林において一ヘクタールを超える開発行為を行う場合は都道府県知事の許可を受けなければならないというものでございまして、森林の公益的機能を確保する観点から、土砂の流出、崩壊その他災害を発生させるおそれがないことなど一定の要件を満たす場合には、知事は許可をしなければならないというものでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。
○織田政府参考人 お答えいたします。 ただいま先生からお話のありました今回の集中豪雨によります被災状況につきましては、岐阜県から御報告いただいておりますし、また、林野庁におきましても、七月二日に、中部森林管理局が下呂市と合同でヘリコプターによる調査を実施したところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。
○織田政府参考人 お答えいたします。 健全な森林を育成し、水源の涵養や山地災害防止等の公益的機能を発揮させつつ、国産木材の安定供給を実現する、そのためには、先生御指摘のとおり、間伐あるいは路網整備等の森林整備を推進することが重要と認識してございます。
○織田政府参考人 お答え申し上げます。 保安林制度につきましては、森林法に基づきまして、水源の涵養、災害の防止等の公共目的のために必要のある森林を保安林として指定をいたしまして、一定の伐採、転用規制を課すなどによりましてその保全を図るというものでございまして、そして、保安林内で立木の伐採を行う場合には、事前に都道府県知事の許可を受ける必要がございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 先生御指摘のとおり、森林資源の活用あるいは適切な森林整備を進めていくためには、森林所有者や森林の境界を明らかにするということが極めて重要でございます。 このため、農林水産省といたしましては、森林所有者の所在確認や森林境界の確認等の活動を森林組合等が行う場合に、森林整備地域活動支援交付金という事業で支援を行っているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止など、多面的機能を有し、国民生活や国民経済の安定のために不可欠な役割を果たしておりまして、これらの機能が十全に発揮されるよう、森林の整備、保全を適切に進めていく必要がございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 短期的な安全確保のためには、現地調査により山林の被害状況を把握した上で、被災した山林や林道施設の復旧を早期に行うことが重要でございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林は、根の土壌緊縛力、根っこが土をつかむ力などによりまして山腹崩壊を防止する機能を有しております。杉等の人工林であっても、間伐などの適切な施業を行うことにより、この機能は十全に発揮されるものでございます。 一方で、こういった森林の機能には限界もございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 今回の災害につきましては、真砂土等の脆弱な地質地帯、沢地などの地形におきまして、二十四時間降水量五百ミリを超える記録的な豪雨により、森林とともに山腹斜面が崩壊し、大量の流木が発生したものであると考えられるところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。
○織田政府参考人 お答えいたします。 戦後造成されました人工林が本格的な利用期を迎えた中で、林業の成長産業化に向けまして、豊富な森林資源を循環利用することが重要な課題であると認識しているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 森林法におきましては、都道府県知事は、農林水産大臣が定める全国森林計画に即して地域森林計画を策定することとされ、これを策定または変更しようとする際に、農林水産大臣に協議をするということとされているところでございます。
○織田政府参考人 お答え申し上げます。 委員御案内のとおり、森林法におきましては、都道府県知事の許可を受けなければ、保安林の土地の形質の変更をしてはならないとされているところでございます。
○織田政府参考人 お答えいたします。 海岸部の保安林が有する津波ですとか高潮の被害を防止する機能につきましては、委員御指摘のとおり、堤防の設置により代替し得るというふうに考えられるところでございます。
○織田政府参考人 仮に、人工盛り土の堤防を設置するため保安林の指定の解除を行った箇所について、その後、森林の再造成が行われた場合、その森林が保安林としての機能を発揮する必要がある、こういう判断を県知事がすれば、保安林に指定するということも一般論としてはあり得るというふうに考えられるところでございます。
○織田政府参考人 お答え申し上げます。 森林環境税につきましては、昨年末に決定されました平成二十九年度与党税制改正大綱におきまして、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てる森林環境税(仮称)の創設に向けて、平成三十年度税制改正において結論を得るとされたところでございます。